写真:福井稲荷神社と福井洞窟

4福井稲荷神社と福井洞窟

福井洞窟から南西の方角に「直谷城跡」という戦国時代の山城がある。

この直谷城跡の鬼門(北東)に位置するのが福井稲荷神社である。

そのため、創建は戦国時代に遡る可能性が高い。

神社の棟札には天保11年、明治、大正と改築の記録がある。

昭和10年の本殿改築の際、出土した土器が研究者の目に留まっている。神社と洞窟は遺跡発見の歴史にも深くかかわっている。